2011年10月21日金曜日

卒乳式

1歳半までは、母乳育児を継続しようと思ってましたが
訳あって急きょ卒乳することに。


今までは毎日、

朝起きて飲む。
朝食後に飲む。
日中お腹がすくと飲む。
お風呂上りに飲む。
寝る時は必須で飲む。


当たり前に飲んでいたおっぱいを
おしまいにしようというのだから
たいちゃんにとっては、びっくりの何物でもない。


話がだいぶ分かるようになってきたので
なぜおしまいにするのか、お話した。

細かい理解はともかく
「もう、おっぱいがもらえなくなる」という事は把握できたようで
すぐに泣きだした。


周りの母に卒乳作戦を聞くと、
乳首にひとひねりしていると伺った。 


例えば・・・

①乳首にからしやワサビを塗り、もうこりごり作戦

②乳首にペイントして、びっくりさせてやめさせる作戦

③乳首にガムテープを貼って、さよならおっぱい作戦



私がチョイスしたのは ③番!!

大好きなおっぱいに、
嫌な思いを残したくなかったのだ。。。



大真にもうおしまいにする話をした後、
すかさず洋服をまくって、おっぱいを探しにきた。
が・・・すでにない。

何度も交互に確認するが、ない。


今まで見たことのない大泣きぶりで、悲しんでいた。
それを見た私も、
ごめんね、ごめんね・・・って大泣き。

私の涙を見て、
大真は泣くのを止め、私にチュウをした。
なんて優しい子。
これでまた涙が倍こぼれた。


夜も寝る前におっぱいがもらえないため、
近所からクレームがくるのでは??と思うほど、
ひたすら泣いた。
普段あまり泣かないので、木造アパートの住人は
さぞ異変に気付いたことだろう。

旦那も抱っこを変わってくれるが、さらに泣いてしまい
結局私しか対応できなかった。
次第に私もあまりの辛さに泣けてきて、
またしても号泣・・・
大真を私がなだめ、私を旦那がなだめ、家族3人で暗い部屋の中
肩を寄せ合って夜を過ごした。



夜泣きは普段から3時間おきにあるため、
もちろん昨日も0時頃に起こされた。
おっぱいがあれば、吸わせながらお互い寝られるのに
ひたすら抱っこで寝かしつける。

この格闘は2時間に及んだ・・・
隣近所さん、騒がしくてごめんなさい。



朝方、私のおっぱいは乳が溜まってしまいパンパン。
寝ている2人を起こさないように、お風呂場で絞り捨てる。
大真が飲みたくて仕方ないこの乳を捨てることへの、罪悪感。
悲しすぎる。

今まで育児で悩んだ事がないが、今回は本当に心が苦しかった。
この選択が正しいのか、自問自答を繰り返した。



こんな時は、経験者に聞くのが一番!と思い、
子供支援センターへ行ってみた。

「自然に欲しがらなくなりましたよ~」とあっさり言うお母さんがいたり、
「卒乳失敗」の経験談を聞くこともできた。



そしてワタシは、結論を出した!!














よし、自然に任せよう!
好きなだけ、

お飲みなさい~~~~~~!!!




普段と変わらないビーチクを大真に見せた時、
最高に幸せな笑顔を見せ、
夢中でかぶりつき、そのまま眠った・・・・・・
本当に気持ち良さそうに。


当たり前だった授乳が、とってもいとおしくて
また泣けた。
月齢より大きな体の大真だけど、
やっぱりまだおっぱいが必要な時だと再認識。


昨晩の頑張りは無駄になってしまったので、
旦那に報告とお詫びメールを送信。
そしたら

「授乳に賛成  自然に任せよう^^」って返って来た。


あぁ、なんか心からスーッと重荷が取れた気がした。
間違ってないなって。



こうして、卒乳式は失敗に終わってしまったが
絆はさらに深まったから
大真許してね^^

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