2015年12月20日日曜日

スーパーでの学び多き2事件

先日スーパーで遭遇した事件を2つ書きます。

1つ目は○んちが漏れちゃった事件。
お母さんと手をつなぎ、幼稚園の制服を着た年長位の男の子が
店内に入って来た。
歩きながら男児から○んちが漏れ、点々と床を汚している・・・
途中で気づいたお母さんは

「ちょっとヤダ、何やってるのよ!!!」とまず怒り。

そして店の外へと足早に出て行き、戻る事はなかった。



お店の方は、なぜか消臭スプレーをまき始めるが、
いやいやまず拭きとらないと・・・ってツッコミたくなる。
誰もが動揺を隠せない、そんな現場だったので仕方がないか。

そして他のお客さんは
「ノロウィルスが怖いからね。。。」と、我が身を案じての発言多し。

私が気になったのは、お母さんの対応。
わざとではないこのミスに、まず怒りが出る姿に自分ならなんて言っただろうと
自問自答してみる。
・・・同じレベルの言葉が出ていた可能性大。

一番恥ずかしかったのは子供本人。
まずもっと寄り添った言葉かけが必要だよなと冷静になれば分かる。
そして店の方へもお詫びや片付け手伝いを私ならするかな

そのお母さんも、子供にトイレを促していたのにこのミスだったのかも。
これから予定が詰まっていたのかも。
ただお母さん自身が恥ずかしくてパニックだったのかも。

いろんな事が頭に浮かんだ。
その子供にこのミスが心の傷となり、きっと一生残るだろう。
彼に「大丈夫だよ、誰でもこういう失敗はあるんだから」って
側で言ってあげたかったな
そんな大人が一人いたって記憶に残してあげたかったな

少し離れていたので、寄り添えなかった自分に後悔。




2つ目の事件

それは会計を終えて袋に詰めてる時の事。
向かいにいたおばあさんが紐を切ろうとしているが出来ない。
代わりにやってあげたのがご縁で、
延々嫁の文句話がスタート!!
時間にしておそらく30分はお付き合いした。

大正生まれのおばあさまは、鬼嫁とのバトルを一字一句記憶し
次々に話出す。

ご飯を残せば 「おいしくないっていいたいんでしょ!!」と嫁が言うらしい。
聞いていて気分が悪くなってくる程、仲が悪そうだった。

途中で息子の自慢、孫の自慢は盛り込まれるが
ほぼ愚痴に徹していた。
背筋も伸び、耳もさほど遠くない。肌つやもよくてきれいな方。
せっかく健康にここまで生かされてるのにもったいないの一言。

若僧の私だけど、思わずアドバイスを言ってみたりした。
寝た切りでもなく、話も普通にできること。
好きなものを買って、好きなものを食べられること等など・・・
少し寄り添えば、きっと相手も少し優しくなれるはずとも付け足した。
そしたら涙を流しながら

「あなたがお嫁さんだったらよかったのに~~~」と。。

いやいやいやいや
そんなに大した嫁じゃないですよ、ワタシ。
何とか励ましてさよならをしたのだが、心は少し重かった。


小さな事に感謝を忘れないようにしよう
道に咲くお花を見つけて、幸せに思えるように
生かされてる事に感謝して
誰かの役に立てるように
あなたに会えて元気が出たって言ってもらえる
そんな人でありたいな
 
 



スーパー事件
長々と読んで頂きありがとうございました。
自分でこの気持ちを忘れぬように書きとめておきたくて。

来年も皆様によいお年がきますように!!!

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